「昨日頑張ったから今日はアクティブレストですわ」って言ってみたい、さっちです
皆さんご存じだと思いますが、
【アクティブレスト】(Active Rest/積極的休養)とは、
適度な運動を行なって血行を刺激することで疲労物質を排出する回復法です。
子供が小学生の時の陸上クラブチームの監督がよく仰っていたので、完全に休むのではなく体を動かすことで疲労を回復することだと知ってはいました。
そして、先日のニセコ&沖縄つよつよ女子たちのトレーニングの話の中で、
「平日も毎日1時間はローラーに乗っている」(週末土日はもちろん実走)という話を聞きました。
次の日に実走する金曜日なども、低強度メニューで回しているそうで、
疲れた脚もローラーを回すことによって疲れが取れるよね!とのこと。
まさにアクティブレストを実践しているのだなと思いました。
朝軽く回した方が夜のローラーも脚がよく回ったりするそうです。(1日に何回乗ってんねん!)
また、富士ヒルクライムでシルバー取っちゃう女子は、L2(FTP55〜75%)で1時間半~2時間程回すメニューを取り入れているとのこと。
基礎期のベースの強化になるようですね。
そんな話を聞いたものだから、
祝日の木曜日に私にとっては強度の高い「ニセコ&沖縄女子ライド」をした次の金曜日の早朝、
とっても脚が重くて疲労困憊だったけど週末に向けて回復したいこともあり、
そうだ
アクティブレスト走をしてみよう!と45分、ローラーに乗ってみました。
メニューはよくわからなかったので「リカバリーライド」と書いてあった
Zwift – Zwift Pro Training Camp: Jumbo-Visma | Women’s Team on Triple Flat Loops in Watopia
というものをやってみることに。

「L2ぐらいでそれほど息が上がらない程度」が良いと聞いていたのに
いざこのメニュー通りの指定ワット数に従うと、いきなり息が切れます。
大したパワーも出ていないのに、きつい。
あれ、、これで良いの?しんどいぜ!と思いながら、重たい脚をぐるぐる回しハァハァと息を切らしながら45分、一応こなしました。
まあ、その後の一日のしんどいことしんどいこと笑
疲労困憊状態の私には、なんのリカバリーにもなってなかったわけです。
そして週末は、ソロで100㌔走ったり、シクロクロスの応援ソロライドに行ったりとなんだかんだと走り、週明け月曜日。
脚が重すぎるからアクティブレストだ!←言いたいだけ
軽くランだけでもしようと、仕事から帰ってランニングへ。
まあそれはそれは、脚が重たい。
走り出すと、あまりの脚の重さに今日はやめておこうかと弱い心がでて…
でも、最低5㌔は走ろうと決めて走り出したので、5㌔は死守しようと重たい脚を進めます。
6分/km程度のかなりゆっくりペースで、
息が上がらない程度に走り切ることだけを目標に走っていました。
脚が痛い、脚が重いと思いながらなんとか5㌔ほど走った時、
本当に不思議なくらい、脚がふーっと軽くなってなんだか心肺も楽になったのを感じました。
5㌔走ったからもう終わっても良かったのですが、なんだかこれからが走れそうな気がする!と楽しくなってきて結局10km。
息が上がらない程度を守って最後はとても心地の良い10kmになりました。

走った後は脚がすっきり!
これがアクティブレストなのか!←何回言いたいねん
先日のリカバリー走と思って45分回したローラーは、数値的にはリカバリー的数値だったのでしょうが、
その時の疲れ切った私にはリカバリーにならないワット数だったのでしょう。
身体の声を聴けずに数値に囚われてしまったことが失敗(余計疲労を溜める)だったのですね。
最初から息が切れる段階で、その日の疲労度に向き合うべきでした。
「L2で回す」ことが目的ではなく「脚を回復させる」ことが目的だったのに、本末転倒です。
走りながら「身体の声を聴くってこういうことか~(今更)」と思いながら走った、
とても実のある10kmでした。
「今日は疲れているから…」というのが、
自分を甘やかしているのか、身体の声に向き合えているのか難しいところではありますが、
頑張れば頑張るほど強くなれるほど若くもないので笑、上手に身体と向き合っていきたいと思います。
あ、今日は早朝1時間半、息が切れない程度のL2ゾーンでアクティブレストしました!
金曜日ですからね!
皆様、よい週末を