突然ですが、
私、だいぶ痛みに鈍感みたいです。
転んで怪我をしても「あ、怪我しちゃったな」で終わるタイプ。
おかげ様でロードバイクに乗って10数年、シクロクロスを始めて7.8年?、大きな怪我や骨折は一度もしたことがありませんが、やんちゃなので小さな怪我は無数。
先日久しぶりにすっ転んだことがありました。
左肘と左足首に擦過傷ができたのですが、ただの傷なので傷パワーパット的なものを貼って
翌日はいつも通りロードバイクで、115km1200mupぐらい走りました。
※膝と太ももにも擦り傷が出来てましたが、それは傷に換算されてないw
後日、別に痛くはないし(私的には。見た目はだいぶ痛そう)普通に歩けるのですが、妙に左足首が腫れてきて、夏だし傷が化膿していたらまずいなと思い、珍しく整形外科に行ったんです。(病院に行くなんていつぶりでしょう)
先生は私の脚をササッとみて、レントゲンを指示、何枚もレントゲンを撮られました。
で、診察の時。
骨折していないかということで、仰向けで寝て脚の動きや腰の動きなど「こうやってみて、痛くない?」と言われた動きをしていると
先生(以下「せ」):ボソッと「運動不足ですね…」
私:「運動不足????」(連休3日間毎日100㌔以上走りましたけど…)
せ:(足首の傷を見て)「傷が化膿してますね。足首も捻挫しているし少し良くなるのに時間が掛かりますよ」
私:「捻挫?????いえ、してません。」(だって、翌日も普通に走れたもん)
せ:「いや捻挫してますよ、これ痛いでしょ」
と、足首をぎゅっ!
私:「いてててててて」
せ:「ほら、これ捻挫ですよ」
私:「…」(そんなに押したらみんな痛いんじゃない?)
せ:「その左肘も怪我したの?」
私:「あ、ここは怪我しただけなので大丈夫です」
せ:「いやいや、腫れてますよ、見せてみなさい。ほら、傷だいぶ深いじゃないですか」
私:「…」
なんだか色々かみ合わない会話でした(いや、簡単に考えた私が悪いのはわかってます笑)。
こんな感じで総じて「痛みに鈍感」なんですよね。
だからいつも足とかに小傷があるけど(グラベルとかトレランとかにいったらいつの間にか傷が出来てたりして)、自分では気にしてないので人からその傷どうしたの?って言われても「はて、なんの傷だったかな?」状態。
「痛みに鈍感」エピソードはまだまだありますが、アホ過ぎるのでこのへんで。
ちなみに、整形外科の帰りにそのままジムに行きました。
あ、上半身の筋トレです。
そして問題の「苦しみに敏感」なのですが、これは最近すごく思うこと。
みんなと走っていて千切れる時、ほとんどは登りの局面ですが、脚力が足りないのはもちろんですが、一番大きいのは弱いメンタルなのではないかと最近思うのです。
私、限界値「これ以上無理」というラインがすごく低いのだと思います。
必死で着いて行くのって、メンタルの部分が大きいじゃないですか。
この前の練習会でも「あそこで千切れたけど、その前の登りのところでもう諦めてたよね?」って言われました。
確かに私の中で、ここまで頑張って着いて来たからもう千切れても良いだろう、あの登りできっともうダメだ、という気持ちがあったことは否めないし、見ててそれがわかったんだなって。
確かに私の中で、この速い人達に着いて行けなくて当たり前、千切れて当然、みたいな気持ちがいつもあるのです。
でもほんとにそれ当然?当たり前?
速い人達に死ぬ気で着いて行こうとするから、あの女子友たちはメキメキ強くなってるんじゃないの?
その瞬間はもうダメーっと思うとこまで頑張ったつもりでも、その後も元気に走れちゃうし、走った後に脚がチリチリ痛む事もないし、追い込むレベルがそもそも低いんだなって、みんなの話を聞いててよく思います。
シクロクロスのレースでも、ローラートレーニングでも、終わった後に吐きそうになったり目の前が真っ白になったり、その後長らく動けない、なんて話を聞くと、私そこまで頑張れたことないなって。
すごく「苦しい」ということに敏感で、ちょっと苦しいとすぐに「もう無理」というストッパーを掛けちゃうんだなって思います。
でもそれがわかっていれば、もう無理って思った時に「本当に無理?気持ちで負けてない?」って自分に問いかけることも出来ます。
少しでも、リミッターの上限を上げていけたらいいなと思います。
「痛みに鈍感」はこれ以上ならなくていいけど、「苦しみに鈍感」になりたい!