Satcth Cycle
ロードバイク、シクロクロスな自転車ブログ
テクニック

【バニーホップへの道】プロローグ~フロントアップすらできない~

バニーホップって私、シクロクロスをやるようになって初めて知った技術なのですが、皆様ご存じですか?
BMXとかトライアルでは定番のテクニックなのでしょうか?

↑これ!!
シケインと呼ばれる障害物をジャンプ(バニーホップ)で越えていきます。
カッコ良すぎますよね~!!
この先頭4人パックのうち、3人がバニーホップでシケインを越えています。
※ただ、勝ったのは降車(ラン)でシケインを超える小坂 光選手(宇都宮ブリッツェン)でしたが

ちなみに何度見てもこのレース、アツすぎて泣けますw。
宜しければ→Clickして観てみてください。
私は竹之内 悠選手(ToyoFrame)推し❤

あ、話が逸れましたが、この憧れのバニーホップ。
シクロッサーなら誰もが一度は練習してみたのではないでしょうか。(ほんとか?)

私も例にもれず、憧れて何となく練習してみるものの全く出来る気がしない、というか全く感覚すらつかめない状態です。

どうやって練習すれば良いのでしょうか??

MTBやBMXでの練習動画はたくさんありますが、シクロクロスバイクでの練習動画と言えば、こちら↓
何度も何度も観て参考にさせて頂いております。

※2021シクロクロス全日本選手権/Single Speedで日本チャンプになった、腰山 雅大選手(All-City Cycles / 662CCC )のYouTubeです。

基本の2つの動作

フロントアップ

出典:VH-LG「シクロクロスのバニーホップHow To動画を作りました。

「身体の、特に肩甲骨あたりに意識をおいて、肩甲骨がハンドルの上からぐっと後方へ引っ張られるイメージで身体ごと荷重を後ろに移動させます。前荷重の際折りたたんだ腕は、引き上げる際まっすぐ引き伸ばしてハンドルを引っ張ります。」

リアアップ

「前とは逆の動作で、自転車の後方に体重を掛け、肩甲骨を意識しながら荷重を前方に移動します。同時に腕でハンドルバーを押し出して、後ろタイヤを持ち上げます。このとき足は自転車の動きにそわします。」

まずはフロントアップ、なぜできないのかを考察

上記の基本動作、両方ともできませんが、特にフロントアップ。
どうやっても前輪がまともに上がりません。
本当に体重移動だけで上がるのでしょうか…(疑いたくなるw)

正解が全く分からない為、なぜできないのかを考えることから始めてみます。

腕で引き上げている

まずは↑これ

パッと見、フロントアップ出来ているように見えますが、典型的にダメなパターンです。
物理的にフロントは上がっているのですが、完全に腕で引き上げている為、その後の動作に繋がりません。
上に貼らせてもらった腰山選手のお手本のように、前輪が上がるきっかけの時は腕が伸び切っていないと、次のハンドルを引き寄せる動作ができません。

腕を畳んで引き上げるのではなく、身体を後ろに移動させて腕を伸ばしてハンドルを後ろに引っ張る、なんですよね?

何より、腕でハンドルを引っ張り上げているものだから、手首は痛いし腕はパンパンになってしまいます…。

ペダルの荷重

左足は階段についています。

乗って出来ない動きは、まず足を地面について動きの動作をイメージしようとこれ↑

オーバーなくらいに体を前から
うしろにしてバイクが上がる!(後ろにひっくり返りそうで腕が曲がってしまっていますが)

この動作をして気付いたこと。
※この動作では体重移動で前輪が上がっているわけではありませんが、身体の動きのイメージつくりです。

左足を地面についているわけだから、右足を少し蹴りだせは簡単に後輪がスルッ!と前に出てくるイメージでやったのですが。

意外にも、前足を押し出す角度によってはただ自転車が前に進むだけなんです。(前輪全く上がらず)

前足にかかる荷重が少しでも下を向いていると、後輪がスルッと出てこない!

矢印方向に少しでも力が働くとハンドルを引っ張ってもただ自転車が前に進むだけ。

 

ということは身体を前から後ろに引いて体重移動しても、そのタイミングで足を下方向に踏ん張ってしまっていると、前輪なんて絶対上がらないってことですよね??
どうりで前輪めちゃくちゃ重いやん…って思ってた笑

腰山選手のフロントアップ写真のように、踵が下がって↑の矢印方向に力が働かないといけないわけですよね。
そのタイミングが恐らく遅すぎて、身体を前から後ろに即座に移動させた時に、まだペダルに下向きの荷重が掛かっているからフロントが上がらない…のではないかな?

すみません、わからないことばかりで??マークを連発してしまいました。

おわりに

お手本通りにやっているつもりでも、フロントアップすらできない。
本当に挫けそうです笑

でも、腰山選手のブログにも出来るかどうかは「重ねた回数、努力した時間に依存する」とありましたし、

沢田 時選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)のnote「バニーホップことはじめ」にも、「練習せずにできるようになった人はいない」「正しい練習を続けることしか道はない」とありました。
※普通の自転車が好きなだけのおばちゃんが誰を参考にしてんねん!っていう突っ込みはなしで。

スタンディングスティルだって、最初は練習していることの延長線上に正解なんて全く見えなかった。
諦めずに続けることは得意な方ですw

かなり、本当に数年がかりになりそうな気がしますが、地道に練習を続けて進捗の記事を書いて行こうと思っています。
みなさま、どうぞ気長にお付き合いくださいませ