にわか旅ブロガーのさっちです。
さて、実際に2泊3日で東京から大阪まで自転車ひとり旅してみた結果としては
想定していた持ち物だけで充分足りました。
使わないものも沢山ありましたが、
それはトラブルがなかっただけで必要なものだったので、
この装備が実質必要最小限だったと思われます。
ちなみにこの持ち物だけで可能だったのは、ホテルに宿泊したからです。
ということで、宿泊ホテルと合わせてご紹介して参ります
宿泊~自転車持ち込みOKの宿~
まず、自転車の旅をするのに一番重要なのは、宿泊の際の自転車の所在。
宿にそのまま持ち込めるのか、輪行袋に入れて持ち込む必要があるのか、
もしくは外のどこかへ置かなければならないのか、ですよね。
今回、宿探しにあたってこれは結構ネックでした。
できれば輪行袋に入れずにお部屋持ち込みOKの宿を探したかったからです。
宿泊地候補は距離的に静岡県と愛知県。
一日200km程度走る範囲内で自転車持ち込みOKの宿を探しました。
静岡県島田市【HATAGO INN Shizuoka Yoshida IC】
なんとこのホテル、BICYCLE ROOMがあったんです。
清潔で機能的なホテルでした。
とってもきれいなロビーだったので、
本当に自転車をそのまま持ち込んで良いのだろうかと、
自転車を外に置いて聞きに行きましたが
もちろん持ち込んでいただいて大丈夫です、
とそのまま自転車を押してホテルに入らせて頂けました。
公式サイトでは、バイシクルルーム(シングル朝食ビュッフェ付き)5,500円~
私は、↓Booking.comからが安かったので、4900円程度で泊まれました!
Booking.com
愛知県名古屋市【HOTEL MYSTAYS Nagoya Sakae】
こちらは特に自転車用ルームなどはない普通のビジネスホテルですが、
「自転車をお部屋に持ち込ませては頂けないでしょうか」と聞いてみたところ
なんと!そのまま持ち込んでいいですよ、との回答を頂いたありがたいホテル。
こちらも、公式サイトより↓Booking.Comがだいぶお安かったです。
こちらのホテルは全国各地に多数あるので、次の旅の候補地にあった場合は、
優先して自転車持ち込み可能か聞いてみたいと思いました。
ホテルを探してみて
最初は、距離的に自宅から約190km先の静岡市で宿を探していましたが、
なかなか自転車持ち込んで良いと言ってくださるホテルがありませんでした。
そこで少し範囲を広げたところ、自宅から205km地点の島田市に上記の良いホテルがみつかりました。
ということで今回の旅は、宿泊地を基点にしてルートを考えました。
名古屋は、最初に口コミが良く安価で綺麗なビジネスホテルを探したところ、
ラッキーなことに一発で自転車持ち込んで良いですよと上記ホテルが言ってくれました。
基本的に輪行袋に自転車を入れてしまえば大抵のホテルは持ち込めると思いますが、
輪行袋を持って走るかどうかをまず迷っていたので、できればそのまま自転車を持ち込めるホテル、ということで探した結果です。
200kmほど走って疲労困憊しているところに、ホテルの前で輪行袋に入れるというのもなかなかしんどい作業ですよね。
今回はおかげさまで良いホテルが見つかり、本当に感謝でした。
必要最低限の持ちもの

これが自転車に装備したすべてです。
「長距離を走る=かなり大きなサドルバック等の荷物を持って走る」という考え方ではなく、550-600km程度走るのを想定すると、逆にいかに身軽にするかが肝だと思いました。
(普段から超持ち物少ない派ですが)
もちろん、秋で気候がよく(かなり暑かったですが)雨の心配もない晴れ予報だったという好条件の元で可能なことではありますが。
暑いし走るのに邪魔なので、リュックは背負いません。
あとは背中のポケットのみです。
では何を持っていったのか見てみましょう。
ツール缶
いつものパンク修理道具に加えて、タイヤブートとパンク修理のパッチを多めに。
紫のは、ウインドブレーカーです(モンベルのもので超軽くて薄い)
長い六角レンチは、スルーアクスル用。もちろん携帯用の工具も入ってます。
サドルバック
サドルバックは家にあったものなので何リットルかはわかりませんが、
サドルに隠れるぐらいなのでそれほど大きくはありません。
- 充電器(コンセント2個、iPhoneケーブルとガーミン/ライトのケーブル)
- お化粧品(ファンデ、アイメイク、チーク、口紅)
- アミノバイタルクエン酸チャージ/ヴァームアスリート
- ワセリン(小さな丸入替容器に入れて)
- メイク落とし、洗顔、化粧水、クリーム(試供品的なパックのもの)
- 汗拭きシート(数枚小袋に入れ替えて)
- ハードコンタクトケース(液を入れて1つは捨てる用、ひとつは通常使用の2日分)
- モンベルの超軽量パンツ(万が一輪行する事態に備えて)※右下の黒い袋
以上です。
↓これは味も好きです。
背中のポケット
- スマホ
- 日焼けどめ
- お財布
- 汗拭きシート
- iPhone充電器
ハンドルに
輪行袋を持っていくかどうか…
最後まで迷った結果、輪行袋はハンドルに結びつけて行きました。
マジックテープ付きのゴムバンドでハンドルに巻き付けましたが、まったく邪魔になりませんでした。
結局、東京へ帰ってくる時の輪行にしか使いませんでしたが、やはり輪行袋を持っているというのは心の安心、お守りになりますからね。
帰りの服は
さすがにこの格好で東京へ帰るわけにはいきませんので、
最終到着地の大阪には、背負って帰るリュックサックに、帰りの服と靴を入れて送りました。
おわりに
ホテルに宿泊するということで必要最低限なアメニティ(歯ブラシやタオル等)を持つ必要がなく、自分でもびっくりするぐらい身軽に旅が出来ました。
でもほんとにこれだけの荷物で何も足らないものはなかったんです。
宿泊することで、思った以上に身軽に自転車で遠くへ行くことができる。
またひとつ自転車の世界が広がった気がします。
あなたもいつもよりちょっと遠い目的地まで、ホテルを利用しながら旅をしてみませんか。