Satcth Cycle
ロードバイク、シクロクロスな自転車ブログ
ロードバイク

【TARMAC SL7】Specialized

以前「【コラム】私の自転車」で、11年乗っているLOOK566を紹介させて頂きました。

が、なんと!
自分でもびっくりの急展開でこの度

TARMAC SL7 EXPERTモデルを購入しました~

という訳でスペシャライズドTARMAC SL7 について、
そして私の自転車のスペックについて書いてみたいと思います。

TARMAC SL7

いままでSPECIALIZEDのロードバイクは、軽量モデルは「TARMAC」、
エアロモデルは「VENGE」といった住み分けがありました。

史上最高のエアロロードとして評価されたVenge、そのVengeをラインナップから無くし、SL6のフォルムをベースにVengeの空力を取り入れた新生オールラウンダーロードがターマックSL7。

1台ですベてを制するバイクとして新型ターマックは開発されたそうです。

では、ラインナップを見てみましょう!

S-WORKS TARMAC SL7

コンポの違う下記2種類があります。

共に¥1,452,000(税込)

Speed of Light CollectionというLIMITED EDITION2022モデルも出ています。
価格は何と¥1,815,000

SRAM RED eTap AXS

パワーメーターを搭載したSRAM RED eTap AXS 12速グループセットと、安定性とエアロ性能が秀逸な新しいRoval CLX Rapide ホイールを搭載したモデル

カラーは下記2色

グリーンティントフェードオーバースペクトラフレア/クローム
カーボン/カメレオンシルバーグリーンカラーラン

Shimano Dura Ace Di2

パワーメーターを搭載したShimano Dura-Ace Di2 グループセットと、安定性とエアロ性能が秀逸な新しいRoval CLX Rapide ホイールを搭載したモデル

カラーは下記2色

フローレッド/レッドティント/ターマックブラック/ホワイト
カーボン/カラーランシルバーグリーン

Tarmac SL7 Pro

ここからは、フレームロゴが「S-WORKS」ではなく「SPECIALIZED」になります。
こちらもコンポの違う下記2種類。

共に¥847,000

SRAM Force eTap AXS 1x

46tのチェーンリングと10-36tのカセットを採用、安定性とエアロ性能が秀逸なRovalの新しいRapide CLホイールを搭載したモデル

ロードバイクで前がシングル…ってどうなんでしょうね。
乗ってる人に感想聞いてみたい。

カラーは1色

アバロニ/スペクトラフレア

Ultegra Di2

Shimano Ultegra Di2で統一したグループセットや、安定性とエアロ性能が秀逸なRovalの新しいRapide CLホイールを搭載したモデル

カラーは下記2色

ブルーティントフェード/スモーク/メタリックホワイトシルバー

[/2-left]

レッドティント/カーボン

Tarmac SL7 Expert

私が購入したのはこのモデル

コンポはShimano Ultegra Di2
¥605,000

「Shimano Ultegra Di2 電動ドライブトレインのフルセットや、速いS-Works Turbo 700x26mm タイヤを備えたより手頃な価格帯モデル」

上位モデルとは異なり急にホイールには触れなくなりますがw、ホイールはアルミ「DT Swiss R470 」になります。

カラーは下記2色

ライトシルバー/スモークフェード/ブラック
ウルトラターコイズ/レッドゴールドパール/ブラック

Tarmac SL7 COMP

コンポはSRAM RIVAL ETAP AXS
こちらもホイールは「DT Swiss R470 」になります。

¥572,000(税込)

カラーは下記2色

サテンティールティント/ブラック/ライトシルバー
グロスメタリックホワイトシルバー/スモーク

S-WORKSとPRO/EXPERTの違いは?

S-WORKSはFACT 12r Carbon、
PRO・EXPERTはFACT 10r Carbonとなっています。

2つの違いは使用するカーボンレイアップと素材。
どちらもフレームデザインは共通、剛性レベルはほぼ同じだそう。
内容の違いはシンプルに重量の差のようで、その差約200g。

S-Works Di2 モデルは箱から取り出した状態で、6.7kg。
一方、Tarmac SL7 ProおよびExpertは、フレーム重量は920g。
Tarmac SL7 Pro UDi2の完成車は7.3kg、
Tarmac SL7 Expert UDi2の完成車は7.65kg。
フレーム重量の差は約200gだけど、ホイール重量がかなり異なる為、トータル重量の差は大きいですね。

PROとEXPERTの違いは?

EXPERTがPROよりコストダウンしている箇所はわかりやすいところで、ホイールとハンドル。
EXPERTは、アルミホイールにアルミハンドル。
PROは、RovalカーボンホイールにエアロハンドルAEROFLY2です。

既にディスクブレーキ用のお気に入りのホイールをお持ちの場合、
あるいはこれじゃなきゃダメなどお好みのハンドルがある場合は、EXPERTでも良いのかもしれません。

私のバイクの仕様

フレーム:TARMAC SL7 EXPERT サイズ49

コンポ:Shimano Ultegra Di2
ホイール:Roval Alpinist CL
タイヤ:VELOFLEX CorsaEVO 25mm
ハンドル:Specialized Expert Shallow Bend,  380mm
クランク:R8000アルテグラ165mm
スプロケット:11-speed, 11-30t
チェーンリング:50-34T
サドル:Specialized POWER W/MIMIC

実は、お世話になっている東京・狛江市のサイクルショップ「BiciclettaSHIDO」さんの試乗車としてお店にあったバイク。

 

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ですので試乗車で良ければサイズの合ったものがあるとお話を頂いた段階で、完成車の仕様ではない状態でした。(写真のホイールやコンポは完成車とは異なります)

そこから私仕様にしてくれたという訳です。
練習会に行かせて頂いて、私のバイク(LOOK566)の仕様も、脚力、走り方もわかってくれているので、すごく心強かったです。

完成車と異なる点

箇所 完成車 私仕様
チェーンリング 52/36T 50/34T
ステム 80mm 90mm
ホイール アルミ
DT Swiss
カーボンクリンチャー
Roval Alpinist CL
タイヤ S-Works Turbo 700x26mm VEROFLEX CorsaEVO
700×25mm
パワーメーター なし 4iiii(左のみ)

大きな違いはホイール。

アルミのDT SwissからカーボンクリンチャーのRoval Alpinist CLへ。
完成車のアルミホイールは前後で約1800gぐらい、Alpinist CLは前後カタログスペックで1365g。

今回初めてディスクロードにしたのでディスクブレーキ用ホイールは持っていないし、
きっと後々良いホイールが欲しくなるはずと思い、ホイールはグレードアップでお願いしました。

タンカラー(サイドのあめ色)のタイヤにしたかったからこれ!
初めてのパワーメーター
専用ステム。かっこいい!

NEWバイク選定の私の条件

  • クランクは165mm
  • チェーンリングは50/34T
  • リアディレーラーはGS(大きいスプロケが付けられるように)
  • Di2にしたい

私の希望条件としては上の4点でした。

特に今までのLOOK566は、
リアディレーラーがSSでスプロケ11-28Tまでしか対応していなかった為、

絶対条件として
「リアディレーラーはGS」で大きなスプロケが入るようにしたい!という希望がありました。

GSとSSについては「簡単!【スプロケット交換】」の記事で詳しく説明しています。

SL7 EXPERT完成車は、
チェーンリング「52/36T」
リアディレーラー「GS」
スプロケット「11-30T」(最大34Tまで可能)
フレームサイズ49までがクランク165mm
コンポ「Shimano Ultegra Di2」

ここからチェーンリングを「50/34T」に変えてもらって希望通りになりました!

完成車のスペックはスペシャライズド公式HPでご確認ください。

女性がバイクを選ぶ時

身長の小さな方は残念ながらモデルが限られているものの、仕様も比較的女子向けになっていると思います。

私のように身長160cmくらい以上になると、女性モデルでなくてもユニセックスモデルのサイズ49とかXS(メーカーによって表示が違う)に乗れます。

そうなると、メーカーによって仕様もかなり異なる訳です(完成車の場合)。

こんなに早く購入するつもりでなく、かなり限られた予算だったのでw
最強のコスパメーカーはどこだ!と検討したところ、
「CANYON」か「GIANT」だと思い、最初は「GIANTのTCR」サイズXSや「CANYONのUltimate」サイズ2XSを検討していました。
(今回試乗車ということで色々とご配慮頂いて購入させて頂きましたが、
やはりスペシャライズドはみなさんご存じのようにお高いですから笑)

でも、GIANTはクランクが170mmだったり、
CANYONはチェーンリング52/36T、リアディレーラーが「SS」で、最大カセットサイズ:30T…
費用対効果はピカいちですが、どちらも私の希望には一長一短がある感じでした。

そこでお話を頂いた、TARMAC SL7の完成車はチェーンリング52/36Tですが、
リアディレーラーは「GS」で、スプロケが11-34Tまで入ることを考えるとそれでも良いかなと思った訳です。
(今の完成車には、だいたいチェーンリング52/36Tが付いてますもんね)

結果的にはチェーンリングも50/34Tにしてもらってありがたい限りでした。

乗り換える場合は、
ある程度自分にあった仕様がわかっているので大丈夫だと思いますが、
ロードバイクを初めて買う場合は、
身長から導き出すサイズが合ったとしても各ユニットの仕様はメーカーによってかなり異なるので、
親身になって相談に乗ってくれるお店で新車選定ができると安心ですね。

因みに、お金のかかる話にはなりますが
今回Di2にしてみて「女性こそDi2の恩恵は大きい」と思いました。

手の小さな方、握力の弱い女性が、例えばシマノ105機械式のような少し大きなSTIレバーだと、握るのが大変とか、ブレーキが遠くて大変…という話を聞きます。

Di2になるとまずSTIレバーが小ぶりになります。
その為、ブレーキも近くなり掛けやすい、なにより、ボタンをタッチするだけでシフトチェンジできるので、楽!!

もしシフトチェンジが辛い、STIレバーが大きくて握りづらい、ブレーキが遠いと感じてらっしゃる方は、Di2で改善できるかもしれません。

おわりに

11年ぶりに新しくしたロードバイク。

リムブレーキからディスクブレーキへ
コンポも、【カンパニョーロ】Atena機械式から
【シマノ】UlteglaDi2へと大きく変わり
ホイールもサドルも変わって、ほぼ100%違うバイクになりました。

すべてが違う為、
何が良いというインプレはできませんが、正直とにかくバイクが走ります。

また、ゆっくり乗り込んで感想など書いてみたいと思います。
その時はまた読んでくださいませ