翌日曜日は朝から雨予報なのでみんなそのつもりで頑張るし、私も明日は乗れないんだから!と頑張った。
そして疲れて21時にはベットへ。
当然早く目が覚める。4時。
もう明るいし雨は降ってない。
天気予報は朝から雨予報だったのが、お昼からの雨予報に変わってた。
雨が降る前に走りにいくか。
さて、どこに行こう。
遠くに行って早めに降られたら悲惨だし、近場で……と、ふと思いついた。
お友達女子達がV坂20本!みたいな練習してたな。
ヒルクライマー先生が、同じ坂をテーマを決めて何度も登るのはとてもいい練習って言ってたな。
天気が良いと遠くへ走りに行きたくなっちゃうから、それをやるなら今日しかない、
疲れているならば疲れているなりの走りをしてみよう。
という訳でそそくさV坂へ。
毎週といっていいほど尾根幹は走ってるけど、左折していく人を横目に見ながら私はV坂に近づいたことがなかった。
でも、前日のSHIDO練、先日のサイクルジャンボリー袖ヶ浦で目の当たりにした強い女子たち。
登れるんです。走り方がうまいんです。そしてなによりかっこいいんです!
そりゃ憧れるよね~

とりあえず、登れる女子友がやってた20本を目標にして頑張ってみよう。
1本目、どんな坂かを知る為に登ってみる。
2本目、普段通りのギアで。
3本目、普段より重たいギアで。
4本目、ダンシングでいけるところまで。
5本目、適切なギアを考えて。
6本目、カーブまでの激坂区間はゆっくり、残りを頑張る。
7本目、カーブまでの激坂区間を頑張って、残りを耐える。
8本目、一番軽いギアでクルクル。
9本目、適切なギアはどれ?
10本目、適切なギアはどれ?
11本目~20本目 とりあえずノボル
前日先輩女子に言われた言葉
「脚力差があっても、走り方次第でこなせる曲面がある」
「軽いギアでクルクル回してても着いていけない、自分が思っているよりももう一枚重いギアで回す必要がある」
「短い登りならば腹筋とお尻の筋肉を使って踏む!という漕ぎ方も必要」
※今の私の走り方に対してのご意見なので、他の人に当てはまる訳ではありません。
Bigタイトルホルダーのヒルクライマー先生が言っていた言葉
「登りはテクニック」
「走り方の引き出しを増やす」諸々諸々
今まで言ってもらった数々の言葉を反芻しながら登った。
「登りはテクニック」
これを言われた時、意味わからん(+_+)って正直思った。
登りこそ脚力でしょ?
脚力さえあれば登れるでしょ?
私は脚力がないだけでしょ?
でも、20本やってたら少し意味が分かった気がした(ほんとかw)
2本目、いつもchoiceしている軽いギアにして必死で登った時のタイムと、
3本目、それよりギアを一枚重くしてじっくり回したタイムがほぼ変わらなかった。
しんどさは断然2本目の方がしんどかった。
斜度がキツイ登りになると慌ててギアを軽くして、焦って、無駄にガチャ踏みして。
で、それを脚力が無いからこれ以上回らないと思い込んでたんじゃないか。
ずっとトルクが掛かり続けてるイメージで綺麗にむぎゅーっと回したら、こんな斜度では重くて回せないと思ってたギアが案外回った。
ペダリングのテクニック、適切なギアをチョイスするテクニック、その時その瞬間の自分に適した走り方をするテクニック。
「登りはテクニック」
なるほどね~(ほんとにわかってるかなw)
たった1日20本登ったくらいで速くなるわけではないけど、やらなきゃわからないことってやっぱりあるんだな。
15本目くらいからほんとにキツかったけど、次はああいう登り方をしてみよう、しんどい今、どこの筋肉使えば登れるのか、とか考えて登ってたらなんとか20本こなせた。
休憩したら一巻の終わりになる可能性があるので、休憩はせず登っては降り、登っては降り。
ひとりでじっくりリピートするって、奥が深いなと思った1日だった。
2時間弱ぐらいだけどw
すごく筋肉使った気がするので、帰り道でしっかり朝ごはん
松屋の朝定食。オシャレなcafeでは足りません。

帰宅してしっかりプロテインも。
で、これ↓↓
距離64.92 km(往復約30㌔平坦)
獲得標高1,286 m
お山が20個
…
…
って、21個あるやないかい!!
ここで一句
「かずまちがい すくなくなくて よかったね」
おしまい。